ブロード・システム・ソリューションズは、5月から食品工場の業務効率化に取り組む新規顧客向けに段階的な導入ができ、業態別の工場モデルに対応可能な体系システムを上市する。現在の運用をほとんど変えずに使えるので、即効性の高い効果が期待でき、運用に合わせて適用業務を順次拡張することができる。エンドユーザーで画面のレイアウトの簡易変更やヘルプ画面の追加も可能だ。 新発売するシステムは「StepFood（ステップフード）！」。
主な特徴は、（1）効果に見合った投資が可能（2）他システムとの連携も可能な拡張性（3）現行の業務手順を変更することなく、容易に導入できる（4）業務の標準化推進が可能、など。
対象は、「在庫が把握できず、発注や指示のために何度も現場に確認が必要」「製造日報の入力に時間がかかり、実績が活用されていない」「発注と入荷が別々の管理で、正確な手配残や把握ができていない」「勘に頼った発注や計画で在庫増や廃棄ロスが多い」「ロットトレースは紙で行っているが手間がかかっている」などで、困っている新規顧客は業種・業態を問わず幅広く利用が可能となる。
主な機能では、マスター管理、原価管理をベースに生産計画、発注仕入れ、製造日報、在庫把握などの必要な業務を選択して導入できる。使い勝手はMS-EXCELと同等の操作で、文書はドラッグアンドドロップで簡単にリンクさせられ、画面レイアウトも簡単に変更できる。
同社は、食品工場向けの生産販売システムの「Fress-E」シリーズで豊富な導入実績がある。動作環境は、（OS）MS-XP、Vistaなど（必須ソフト）MS.NETフレームワーク3.5、ディスク容量は100MB以上が推奨。
（江端哲也）